あなたはフットサルのゴールキーパー(ゴレイロ)をプレーするにあたって、膝パッド(膝当て)や肘パッド(肘パッド)など含む服装選びで迷っていませんか?
- ゴレイロにおすすめの肘膝パッドはどれ?
- ユニフォームは長袖がいいの?
- ズボンは短パン、もしくはロングパンツがいいの?
- そもそもゴレイロってどんな服装でプレーするんだろう…?
この記事では、そんな「ゴレイロの服装選び」について詳しく解説していきます。
これからゴレイロを始める、もしくは現在ゴレイロをプレーしている選手にとっても役立つ情報を掲載していますので、ぜひ参考にして下さい。
- おすすめの肘膝パッド(肘膝当て)や練習着
- ゴレイロの服装の種類
- コート別における服装の使い分け
ゴレイロの服装は「痛み」との闘いでもある
ゴレイロの服装を選ぶ際、第1に考えるのが「痛み対策」ができるかどうか?になります。
ゴレイロをプレーしたことのある選手なら分かりますが、ゴレイロはとにかく体中の色んな箇所を痛めやすい。
特に体育館や固いフロアでのプレーでは、
- 肘
- 膝
- 腰(お尻の横骨)
- お尻
などの打撲。
人工芝などでは摩擦による擦過傷(擦り傷)など、とにかく色んな部位を痛めやすいです。
そんな時に頼りになるのが肘膝パッド(肘膝当て)やクッション付きの練習着など。
ということで、まずはプロテクターの種類や上着やズボンについて紹介していきます。
ゴレイロにおすすめの肘パッドや膝パッド(肘当て膝当て)
上着やパンツにデフォルトで付いているパッドは厚みに限界があるので、多くのゴレイロが肘パッド(肘当て)と膝パッド(膝当て)を必需品として使用しています。
- 肘パッド(肘当て)
- 膝パッド(膝当て)
もちろんGK用のパッドでも構いませんが、バレーボール用や格闘技用のパッドを使用している選手もいます。
またこだわりのある選手は、海外サイトやオークションサイトから海外モデル(スペイン等)のゴレイロ用肘・膝当てを購入して着用していますよ。
ウールスポーツの肘・膝パッド
格闘技ブランド「ボディメーカー」の肘・膝パッドもコスパ良くおススメ
こだわりのあるプレーヤーには、181keepers(海外サイトもしくは日本取扱い店でも購入可)や、MANIA DE FUTSALでといった海外ブランドの商品も人気があるようです。
Fリーガーでもある矢澤選手のYouTubeでのサポーター解説が非常に分かりやすいので、ぜひ参考にして下さい。
ゴレイロの服装:上着や練習ユニフォーム
ゴレイロのユニフォーム(上着)を選ぶ際
- GK用長袖シャツ(肘パッド付)
- GK用ピステ(肘パッド付)
- パッドなしの長袖・半袖シャツ
などが選択肢として挙がります。
プレーするコートや自分が保護したい部位、季節に応じて上記のユニフォームを組み合わせて使用していきます。
サッカーGKブランドの老舗「ウールスポーツ」の長袖シャツ
同じく「ウールスポーツ」の長袖ピステ(クッション性のある肘パッドではなく、破れ防止の薄いパッドが付いています)
ゴレイロの服装:パンツ(短パン、ロングパンツ)
下半身(膝や腰)の打撲が多いポジションなので、ゴレイロパンツは上着以上に様々な種類があります。
- GK用短パン(サイドパッド付)
- GK用ロングパンツ(サイド、膝パッド付)
- GK用3/4パンツ(サイド、膝パッド付)
- GK用ピステ(膝パッド付)
- パッドなし短パン
- パッドなしロングパンツ
これらのパンツに加えて、中には「野球用のスライディングパンツ」や、スノーボード等のパッド付き「アウトドア用インナー、ロングパンツ」などのアイテムを使用しているゴレイロもいます。
ゴレイロパンツも上着と同様、プレー環境に応じて組み合わせて使用してくことになります。
ウールスポーツのサイドパッド付短パン(厚めのパッドと生地です)
ウールスポーツのサイドパッド+膝パッド付3/4パンツ(膝も保護しつつロングパンツより動きやすいのでおススメ)
ウールスポーツのサイドパッド+膝パッド付ロングパンツ
ウールスポーツの破れ防止パッド付ピステパンツ
HO soccerのGK長袖シャツ+ロングパンツセット(トレーニングにオススメ)
ゴレイロの服装:インナー・タイツ
ユニフォームの中に着用する「インナー」や「タイツ」も、メーカーによってはGK・ゴレイロ用が販売されているので紹介しておきます。
- GK用インナー(肘・肩パッド付)
- GK用ロングタイツ(サイド・膝パッド付)
- GK用ショートインナー(サイドパッド付)
- スノボ用ヒッププロテクター
- ノーマルインナー
- ノーマルロングタイツ
- ノーマルショートインナー
パッド付のインナーやタイツを着用することで、「フィールドプレイヤーの色違いシャツ」や「パッドなし半袖シャツ」など好きなユニフォームを着用しながら安全にプレーすることができます。
ただし「パッドの厚み」には限界があるので、肘・膝パッドほどの防御性は期待できません。
パッド付のインナーシャツ(半袖と合わせやすい)
サイドパッド付きロングインナーパンツ(サイドパッドなしの短パンと合わせやすい)
パッド付のハーフインナーパンツ(パッドなしの短パンと合わせやすい)
コート環境に応じたゴレイロ服装の選択
ここまで一通りゴレイロの服装について紹介してきましたが、ここからは実際に「コート状況に応じたおすすめの組み合わせ」をご紹介していきたいと思います。
管理人の主観も入っていますので、あくまで参考として見て頂けると幸いです。
体育館など硬めのフロアでの服装
まずは体育館など硬いフロアでの服装の組み合わせ例を見ていきます。
上着
パッド付のユニフォームでは痛みをカバーするのは難しいので、ノーマルインナーに加えてパッド無しの半袖or長袖ユニフォームと肘当てを組み合わせます。
ノーマルインナー×半袖(長袖)ノーマルシャツ×肘当て
たまに胸や肩までパッドが付いているユニフォームを見ますが、基本的に上半身は肘の打撲が一番多いので、肘を重点的にカバーできるようにします。
ズボン
続いてズボンですが、「膝・サイドパッド付のGK用ロングパンツ」もありますが、特に膝部分の厚みが足りず痛みをカバーしきれません。
おすすめは、サイドパッド付のショートインナーや膝当てと組み合わせるスタイル。
- サイドパッド付ショートインナー×短パン×膝当て
- ショートインナー×サイドパッド付短パン×膝当て
上記の組み合わせが、痛みを軽減しつつ動きやすいスタイルとして有効ですね。
「GK用のロングパンツ」に「膝当て」を合わせるスタイルもありますが、ごわついてしまい動きにくくなってしまうのが難点です。
また上記のスタイルに「ピステ」や「アウター」を合わせるだけで【冬場のゴレイロスタイル】も簡単に作ることができます。
人工芝などでの服装
人工芝でも
- フカフカで柔らかいコート
- 地面が固く体育館と変わらないコート
- 砂交じりで固いコート
などがあり、②③では基本的に体育館等と同様の服装で対応できます。
柔らかい人工芝では、体育館よりは軽装でもプレーできますが、「摩擦による擦り傷」が生じやすいので、「肌の露出」はできるだけ控えておくことが重要です。
- ノーマルインナー×半袖・長袖シャツ
- パッド付インナー×半袖・長袖シャツ
- GK用パッド付長袖シャツ
- GK用ロングタイツ×短パン
- ロングタイツ×GK用短パン
- ショートインナー×GK用ロングパンツ
ゴレイロの服装選びまとめ
サッカーでは半袖短パンのGKも多いですが、フットサルではそうもいきません。
トレーニング時からしっかりとケガを予防するためにも、服装選びは重要です。
ケガをしてプレーできない期間が出てしまうと、自分のパフォーマンスも低下しますし、チームにも迷惑をかけてしまいます。
ケガをするのは仕方ないとしても、ケガをどれだけ予防できるかは自分の努力次第です。
- 痛みでトレーニングができない
- 痛みでフォームが崩れる
という事態は言語道断。
着用しているユニフォームで、その選手のトレーニングに対する意識が分かります。
思い切ったトレーニングを行う為にも、今回の記事を参考にケガ予防も含めたゴレイロスタイルを選択しましょう!