ゴレイロトレーニング

【ゴレイロサポート#16】姶良F.SHOGNさん

ゴレイロトレーニング

GOLEIRO-STYLEです。

少し間が空きましたが、今期も月1回サポートさせて頂いている『姶良F.SHOGN』さんでのトレーニングレポートです。

3名の選手とゴレイロトレーニング

今回は3名の所属選手+ゴレイロスタイルスタッフの田畑を合わせて4名で約50分のゴレイロトレーニングを実施しました。

GKゴレイロトレーニング

 

今回は『セグンド(ファー詰め)対応』を中心に、「ボールを奪う」がテーマ。

  • アイスブレイク(リフティングゲーム)
  • W-up①レスポンスと全身への刺激
  • W-up②基本技術~セービング(スプレッド、フットセーブなど)
  • TR①セグンド対応(フットセーブ)
  • TR②セグンド対応(グラウンダーへのダイビング)
  • TR③判断を伴うセグンド対応(ボールを奪う、セカンドポストの封鎖、相手へのアタックなど)

 

アナリティックなTRでの技術確認からスタートし、徐々に判断を伴うグローバルなTRへ移行していきました。

セグンドへの対応でボールを奪う意識を高める

今回はシーズン中ということもあり、前節のゲームで発生した現象を中心にテーマをピックアップしました。

GKゴレイロトレーニング GKゴレイロトレーニング

 

セグンドの対応は、ゴレイロとしてかなり難易度の高いプレーが求められる場面です。

その中で『セカンドポストの封鎖』はもちろんですが、状況によっては『ボールを奪う』という意識も大切かなと思っています。

 

その為には、セグンドのボールに対して

  • 自分の手足が届く距離はどの範囲なのか?
  • ボールへの当て方や弾く方向はどうか?

 

など、アナリティックなTRで丁寧に確認していくことも重要です。

GKは基礎技術の反復トレーニングが必須

1つのミスが失点に繋がるGKは、基礎部分の積み上げは非常に重要。

GKゴレイロトレーニング

 

決め打ちのTRは実践向きではない部分もありますが、個人的に基本技術の研鑽が大切なGKに関しては外せないTRだなと考えています。(その日のテーマにもよりますが)

 

GK1人で勝敗を決することは難しいですが、良いGKがいることで年間の勝ち点が変わってきます。

前マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督はかつて「キーパーの出来によって、1年間での勝ち点が10も違う」と言っています。

キーパーの活躍が目立つチームが良いと言っているわけではありません。

試合中に限らず、長いシーズンの中には「勝負時」と言える場面や期間が少なからずあります。

この「勝負時」にしっかりとしたプレーができるキーパーがいるのといないのとでは大きく違うと言いたいのです。

その点をモウリーニョ監督も強調したのだと思います。

引用:GK大国ドイツと日本を比較し 「GKというポジション」を知る

 

今後もGK選手たちのレベルアップ、そしてチームの勝利へ少しでも貢献できるようにサポートさせて頂きます。

 

姶良F.SHOGNの皆さま、今回もありがとうございました!