GOLEIRO-STYLEです。
少し間が空きましたが、今期も月1回サポートさせて頂いている『姶良F.SHOGN』さんでのトレーニングレポートです。
3名の選手とゴレイロトレーニング
今回は3名の所属選手+ゴレイロスタイルスタッフの田畑を合わせて4名で約50分のゴレイロトレーニングを実施しました。
今回は『セグンド(ファー詰め)対応』を中心に、「ボールを奪う」がテーマ。
- アイスブレイク(リフティングゲーム)
- W-up①レスポンスと全身への刺激
- W-up②基本技術~セービング(スプレッド、フットセーブなど)
- TR①セグンド対応(フットセーブ)
- TR②セグンド対応(グラウンダーへのダイビング)
- TR③判断を伴うセグンド対応(ボールを奪う、セカンドポストの封鎖、相手へのアタックなど)
アナリティックなTRでの技術確認からスタートし、徐々に判断を伴うグローバルなTRへ移行していきました。
セグンドへの対応でボールを奪う意識を高める
今回はシーズン中ということもあり、前節のゲームで発生した現象を中心にテーマをピックアップしました。
セグンドの対応は、ゴレイロとしてかなり難易度の高いプレーが求められる場面です。
その中で『セカンドポストの封鎖』はもちろんですが、状況によっては『ボールを奪う』という意識も大切かなと思っています。
その為には、セグンドのボールに対して
- 自分の手足が届く距離はどの範囲なのか?
- ボールへの当て方や弾く方向はどうか?
など、アナリティックなTRで丁寧に確認していくことも重要です。
GKは基礎技術の反復トレーニングが必須
1つのミスが失点に繋がるGKは、基礎部分の積み上げは非常に重要。
決め打ちのTRは実践向きではない部分もありますが、個人的に基本技術の研鑽が大切なGKに関しては外せないTRだなと考えています。(その日のテーマにもよりますが)
GK1人で勝敗を決することは難しいですが、良いGKがいることで年間の勝ち点が変わってきます。
前マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督はかつて「キーパーの出来によって、1年間での勝ち点が10も違う」と言っています。
キーパーの活躍が目立つチームが良いと言っているわけではありません。
試合中に限らず、長いシーズンの中には「勝負時」と言える場面や期間が少なからずあります。
この「勝負時」にしっかりとしたプレーができるキーパーがいるのといないのとでは大きく違うと言いたいのです。
その点をモウリーニョ監督も強調したのだと思います。
今後もGK選手たちのレベルアップ、そしてチームの勝利へ少しでも貢献できるようにサポートさせて頂きます。
姶良F.SHOGNの皆さま、今回もありがとうございました!
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